エアーPOPの特徴の一つは、大きく作れること。そこに流れるLEDを組合せてみたら、その目立ち度は格段にアップ。当社ならではのギミック複合技術で、今までない表現や訴求の可能性が拡大しました。
人感センサーとスピーカーを組み込んで、人が通ると音楽が鳴り出すエアーPOPも完成しています。
軟質ビニールは柔軟性の高い素材。その素材特性と当社ムービングメカを融合したら、商品がくねくねと踊りだした。動かないと思っていたモノが動くアテンション効果は絶大。幅広い応用が効く技術の一つです。
店舗の看板やサインは四角いモノという発想を止めてみたら、自由過ぎるデザインができた。ウェルダー加工ならではのデザイン性の高い看板やサイン。出来ることをするのではなく、こんなのが出来たら面白い・楽しいの実現を目指して、挑戦してできた製品です。日々の技術研さんがデザインをカタチにします。
通常は白い素材に印刷をしてからウェルダー加工でつくるエアーPOP。透明素材を使ったらどうなるか。いろいろ試した結果、水や爽快感の表現に向いていることを発見。更に、透明性を活かして中に別のPOPを入れることで世界観が広がり、ストーリー性も創出できました。透明素材を使った二重構造エアーPOPの用途はまだまだ広がりそうです。
うぇる団が既存商品のビッグダミーをつくる際、原寸を単に拡大するだけではなく、見た目の印象やウェルダー加工による伸び縮み特性を考慮しデフォルメや省略を施します。実際にはいない巨大生物がさもいるように感じられるようにつくるには、何をどうすれば良いか?バカバカしいように思われますが、この技術の習得はウェルダー加工にとって重要です。決して遊びで巨大生物のしっぽをつくったのではありません(笑)
エアーPOPの製作で最も難しいものの一つは「食品」だと思っています。単に形状の再現であればそれほどハードルは高くないかもしれません。しかし、美味しささをそこに求めた途端、ハードルは一気に跳ね上がります。ハンバーガーは円の重なりなので比較的ウェルダー加工に向いています。それでも、キャリアによってその差は歴然です。うぇる団の新人はハンバーガーづくりから技術習得を始めます