ウェルダー加工製品づくりを支える「うぇる団」の技術をご紹介
ウェルダー加工によるアウトプットの多くは、一見単純な加工にみえるため、一般の方が加工の難易度を知る機会はほとんどありません。ですがその加工技術は、多くの知見や加工技術操作との絶妙なバランス感覚による経験値の上に成り立っています。
高周波ウェルダー機を使い分けるサイズの基準は、生地を溶着させる際に使用する真鍮製金型の総距離になります。つまり、単純な大きさだけではなく、ウェルダー加工を施す面積によって使用する高周波ウェルダー機が決まります。使用する高周波ウェルダー機の判断を誤ると、溶着不良の原因となりエア漏れを起こす確率が格段に上がります。
ウェルダー加工の際には、必ずテスト溶着を行い溶着部分のチェックを行っています。長年培ってきた「職人の目」があるからこそ、事前にリスク回避を行うことが出来るのです。
空気を利用したエアーPOPの造形は立体にしてみないとわかりません。それは、ちょっとしたカーブの違いなどで空気の通り道が変わり、空気の膨らみ方が大きく変化するからです。しかし、これまで蓄積した空気の膨らみ特性の知見と共に、3Dソフトを活用することで、形状再現の精度が格段に向上しました。まだまだ勉強中の身ではありますが、職人技術という「アナログ」と3Dソフトという「デジタル」の融合にチャレンジした結果、我々にしかない「強み」を持つことに成功しました。
「こういうものを作りたい」というラフスケッチや写真、など平面イメージでのご相談からでも全く問題ございません。
是非おまかせください。
膨らますという見せ方は、組み合わせによってさまざまな可能性を示してくれます。我々は常に、ウェルダー加工という技術による表現を追求し続けています。時には異素材と組み合わせてみたり、立体的な造形にさらに立体表現をオンしたり・・・
ちょっとした違いやアレンジを加えることで今まで見たことがないものを生み出す。まさに「Never exist ? Then create it !」の精神を宿した技術者集団です。